イベント設定のオプションに非インタラクションがある。
この設定を 'nonInteraction' :true とするか 'nonInteraction' :false にするかでイベント設定したページの直帰率に影響が出る。
イベント設定でnonInteractionはオプション指定であり、記述しなくとも良い。
記述しないと「'nonInteraction' :false 」と同じ扱いである。
参考 gtag.js で記述したイベントのコード例。nonInteractionについては何も書かれていない。
<a href="http://example.jp/" onclick="gtag('event', 'click1', {'event_category': 'linkclick','event_label': 'label'});">ここをクリック</a>
nonInteraction は、非インタラクション。つまりは、「非相互作用」。
false、は、偽。つまり「うそ」。
まとめると、「非相互作用はうそ」である。「相互作用している」のだ。
ページにある、リンクが(デフォ)でイベント設定されていると、リンク リックで、(直帰せず、)遷移している、となる。
リンク設定したページ(イベント設定したページ)と、リンクされたページが、相互作用している=遷移扱いなのである。
当然、イベント設定したページの直帰率は低くなる。
では、離脱はどうか?イベント設定したページでボタンをクリックしてから、30分以上放置したらどうなるであろうか?
サイトへ流入すれば、必ず離脱が発生する。ただ、リンクされたページは外部サイトであったり、PDFファイルだったりでそれらのコンテンツには「トラッキングコード」が無い。
答えは、イベント設定したページで離脱となる、だ。
最後におすすめ情報?である。
'nonInteraction' :false については、「非(non)」の「偽(false)」で頭がこんがらがる御仁、淑女がいるかもしれないので、語呂合わせ的なもので覚えることをお勧めする。非インタラクションのfalse / true でどっちが、直帰しないのか?訳分からなくなってしまうケースがあるようだから。
ノン(non 飲ん)タラ(Intera だら) あ フォ( false あほ)になって 直帰しないがデフォ。
*意訳:飲み屋でひっかけてアホ面になって直帰(会社、取引先から家に直帰しない)しないのが常。
いかがだろうか?
最後にgtag.js でnonInteractionをtrueにした例を
<a href="http://example.jp/" onclick="gtag('event', 'click1', {'event_category': 'linkclick','event_label': 'label','non_interaction': true});">ここをクリック</a>