新規かリピーターかを考える時に、元になる指標(数値データ)はユーザーではなくセッションであるというのは、アナリティクス的には常識であった。
そこで今回はセグメントを使って新規(New Visitor)とリピーター(Returning Visitor)をユーザーベースで掘り下げてみたい。
*ユーザーベースと言うのはセグメントをユーザーで作成したということである。念のため。
ユーザー→行動→「新規とリピーター」→セグメントボタン、新しいセグメントボタンから、セグメント内の「行動」クリック。
セグメントの行動は、訪問の頻度によりユーザーをセグメント化する。
セッション=1と設定(赤枠)して「行動セッション1」とネーミングした。
*1回アクセスしたユーザーをセグメント化
セッション=2と設定(緑枠)して「行動セッション2」とネーミング。
*前提として、2を超えたセッションは発生していないものとしている。
*2回アクセスしたユーザーをセグメント化
どうだろうか?セッションで確認してみよう。
New Visitor
行動セッション1
ではNew Visitor は16
行動セッション2
New Visitor は2
*ユーザーベースとして捉えている。ここでは、新規、かつ、リピートしたユーザーが「2」存在していて、新規分の「2」セッションがカウントされている。
Returning Visitor
行動セッション1
ではReturning Visitor は0
行動セッション2
Returning Visitorは2
*リピートした時のセッションである。
(16+2)+2=20
*New Visitor(行動セッション1+行動セッション2)にReturning Visitor の行動セッション2をプラスして20である。
何か当たり前の結果がでたとしか言いようが無い。
*ちなみに、ここではNew Visitor の18が全体のユーザー数となる。Returning Visitorの2 はNew Visitorと重複しているため。