アナリティクスでユーザー数とセッションを考えてみる。
ある日にユーザーAが午前10時と午後10時にとあるサイトを訪問した。他に訪問したユーザーはいない、と仮定する。
その日のアナリティクスでは
ユーザー数:1
セッション:2
となる。
ここから、ユーザー数はセッションを上回ることは無い、と考えてしまう方もいる。何故ならユーザー数は重複分がカウントされないコアな指標であるので。(ここでは同じユーザーが2回アクセスしているが、2回目はカウントされない)
だから、ユーザよりもセッションのほうが多い。または、午前10時しかアクセスしない場合もあるので、セッションと同じ。そのように思うかもしれない。
しかしである。
時間をディメンション(軸)設定した場合、ユーザー数が増える場合がある。
例えばユーザーが午前00時50分から午前01時10まで、とあるサイトを閲覧し続けた場合、セッションは「1」、ユーザー数はなんと「2」となる。
ユーザー数は時をまたいだ時、それぞれカウントされるのだ。
以下のカスタムレポートをダウンロードして確認していただくと、更にご理解が深まるかもしれない。
時間帯解析(平日)
https://www.google.com/analytics/web/template?uid=1I2nb8ESRq2ugHvzcf-qAg
*目標設定についてはカスタマイズしてお使いください。