これは2023年3月現在の情報である。
GA4とBigQueryの連携が完了すると、翌日分からGA4データがBigQueryにエクスポートされる。
現時点では、BigQueryにエクスポートするよりも前のデータを後からエクスポートすることはできない。なので、GA4と連携するのであれば、できるだけ早く連携しておくことをおすすめします。

データのbackfilling(後からのエクスポート)本当に難しいのであろうか?実はそのためのツールはあるようなのだ。しかしながら、Googleでなない、海外サードパーティーが提供しているツールとなるし、まだ導入実績も多くはないようなので、ここで紹介するには憚られる。

BigQuer 講座始めます。 SQLとBigQueryを考える

SQLとBigQuery

GA4から考えるBigQueryの利点1

GA4の探索はディメンションや指標、セグメント等の設定を行うことでローデータを細かく処理することが出来る優れたツールである。しかしながらローデータ保持時期間は最大14カ月に過ぎない。 BigQuery だとこの制限がない。
※GA4のレポートで表示されているデータは加工済みデータである。

GA4から考えるBigQueryの利点2

GA4単独でデータを処理するのではなく、顧客やスタップ、店舗等のデータと組み合わせてデータ処理が必要なケースもある。その際には各データのテーブル設計を適切に行うことで、連携済みの欲しいデータを短時間で 処理させることが可能だ。

GA4から考えるBigQueryの利点3

Looker Studio と BigQuery の対比で考えると、Looker StudioでGA4をデータソースとして選択する場合、接続エラー が起きるケースがある。 GA4 と BigQuery を連携し た上でBigQuery をデータソースとして選択すればこのエラーを回避できる。

GA4から考えるBigQueryの利点4

もう一度Looker Studio と BigQuery の対比で考えると、Looker Studioのデータソースに関わるフィールド追加やフィルタ機能には目を見張るものがあるが、 BigQuery の柔軟性に比較するとどうしても貧弱に映ってしまう。SQL、細かなイベント選択や豊富な関数を備えた BigQuery に軍配が上がる。

以上です。