アナリティクス4ではBigQueryとの連携が簡単に行えるようになった。アナリティクス設定で、ボタン一つだ。
* BigQuery で事前にプロジェクトを作成しておく。
*そもそも BigQuery とは?の方はGA4をBigQueryに連携させる方法をお読みください。
アナリティクスのタグ設定はGTMで。ユーザープロパティーでプロパティー名:user_id。プロパティー値: {uid}とする。
* user_id の設定方法詳細は省略。
アナリティクスとBigQueryを連携するとプロジェクト(seismic-*****)下にデータセット(analytics_*******)が自動で作成される。
顧客のサンプルデータとして、master_1030を作成。
master_1030 下にテーブル master_1030_2を作成。
BigQuery で 下記SQLを実行
SELECT FORMAT_TIMESTAMP('%Y-%m-%d %H:%M:%S',timestamp_micros(event_timestamp), 'Asia/Tokyo') AS JST,(SELECT value.string_value FROM UNNEST(event_params) WHERE key = 'page_location') AS page_location, a.user_id,b.name,b.email FROM `analytics_249631064.events_*` AS a JOIN `master_1030.master_1030_2` As b ON CAST(a.user_id AS INT64) = CAST(b.user_id AS INT64) WHERE _TABLE_SUFFIX BETWEEN '20201227' AND '20201227' AND event_name = 'page_view' AND a.user_id IS NOT NULL ORDER BY 1 ASC
以下が実行結果。ユーザーが閲覧しているページが個別で確認できる。
*ユーザープロパティーによる表示なので、これなら今までのuid設定で行動メニューにある「すべてのページ」からセカンダリディメンションをuidと設定すれば,、ほぼ同等の結果を確認できるのでは?と思う方がいるかもしれない。しかし、タイムスタンプで各ページ遷移をユーザーごとに確認したり、更に顧客名とe-mail表示ができるのはアナリティクス4とBigQuery連携ならではで、他のツールではこうも簡単には実現できないだろう。
以上である。