LP(ランディングページ)勃興の昨今、TOPページから商品紹介や企業紹介ページへの回遊率をコンバージョンの要素とする考え方が少し薄れてきたかと思う。
お問い合わせ、お申込み等のコンバージョンは、TOPページへの流入(セッション)*回遊率*お申込みフォームへの遷移率*サンクスページへの遷移率で求められるが、そもそもLPを使っているとTOPページから商品紹介ページへの回遊が発生しないのでどうしたものか?となるからだ。
そこで、アジアスターズでは、ページ内回遊数、ページ内回遊率の考え方を提案したい。別に難しいものではないが、読了完了数をページ内で回遊したと捉えて、回遊数とする。ページ内回遊率は、読了完了数(セッションベース)÷LPへのセッション*100で求める。すると全体のどのくらいの割合が読了したのかを把握できる。
読了完了をどのエリアで設定するかがポイントとなる。通常LP内には、様々なエリアがある。キャッチ(ファーストビュー)、商品説明、お客様の声等だ。読了完了はユーザーにメリット(課題解決)となる情報を提示しているエリアが分かり易いだろう。
メリット(課題解決) エリアをユーザが見て、納得したか?しないか?をページ内回遊したか?しないか?に置き換えると、施策の立てようが違ってくる。
[施策例1]ページ内回遊率が高いのにコンバージョンが無いページ内回遊した( メリットエリア を見た)のに、コンバージョンしない:
そのメリットエリアは刺さるものなのか 再検討 。後でコンバージョンする潜在顧客向けの施策検討(リスト化) [施策例2] ページ内回遊率が低く、コンバージョンが無い
回遊しない( メリットエリア を見ない)で、コンバージョンしない:
広告のテキスト・ターゲット設定変更。キャッチ変更。
読了完了については、「タグマネージャー、アナリティクスでページ内エリア読了確認」をご参考に。
以上である。