モバイルファーストを標榜していたグーグルはPCにおける検索結果に表示される広告領域をモバイルに合わせました。上下のスペースだけで広告を表示させる仕様に変更したのです。もう半年以上前の話です。
本年7月頃からは更に1歩踏み出して、検索連動型広告で使用できるテキストの文字制限が大幅に緩和しました。
*「広告」表示ありますが、モバイルで見た時に検索結果と違和感を覚えないようなデザインとでも言いましょうか。
これをETA(Expanded Text Ads、拡張テキスト広告)と呼んでいます。
以前の広告フォーマットはタイトルが15文字の1セット、説明文が19文字が2セットでしたが、
ETAはタイトルが15文字の2セット、説明文は80文字の1セットとなっています。
文字数で見るとタイトルも説明文も今までの倍になったと考えてよいでしょう。
上がモバイル、下がPCでの広告表示イメージ
これにより、
1)広告の訴求力が増した
2)クリック率が20%程度UPした
との報告もあります。
ユーザー属性(年齢・性別等)設定も
また現在、一部ユーザーを対象に検索連動型広告で「ユーザー属性(年齢・性別等)」設定が使えるようになっている、とのことです。
クエリとユーザー属性でターゲットを絞り込み、広告を表示させることで、更なるクリック率やコンバージョンの増加が期待されます。