リマーケティング広告とは
一度サイトへ訪問したユーザー向けの広告であり、検索連動型広告・ディスプレーネットワーク型広告、2つに対応している。リマーケティング専用タグを自社サイト内の全てのページに設置し、リストを作ってからネットワークディスプレー広告の場合、100人、検索連動型広告の場合、1,000人のアクティブユーザーがサイトに訪問したら使えるようになる。
*アクティブユーザーはデフォルトで過去30日間でサイトに訪れたユーザーである。30日の部分は有効期間で変更可能。最大540日まで設定できる。
リマーケが使えなくても類似ユーザーがあるじゃないか
類似ユーザーリストではサイトにアクセスしたユーザーと共通の特徴や関心事が十分認められるユーザーを自動的に抽出。(類似ユーザーリストは、リマーケティングリストを作成すると自動的に作成される)500 件以上の ユーザーのアクセスデータを参照している。アドワーズを利用してから500ユーザーのアクセスがあれば、リマーケに必要なアクティブユーザー数に達しなくても類似ユーザーリストが使える可能性がある。
リマーケティング広告実際の設定
リマーケティングタグの設置
1)「共有ライブラリ」メニューから「ユーザーリスト」を選択。ユーザーリストの表示をクリック
2)タグの詳細をクリック。
*初めてリマーケ設定する場合は、「Webサイトアイコン」の「リマーケティング」をクリック。
ダイアログボックスが立ち上がるので、「アドワーズのタグを表示」をクリックするとリマーケティングタグが表示される。
3)「設定方法」、「サイト用のAdwordsタグ表示」をクリック
4)リマーケティングタグをコピー&サイト内の全てのページにペースト。ペーストする場所は</body> の前。
サイトを訪れる人のリスト作成
サイトに来たユーザー全てに対してリマーケ広告を出稿するとする。
*サイトに来たユーザーからコンバージョンしたユーザを除く設定はこの後に説明がある。
1)「リマーケティングリスト」(赤いボタン)クリック、「Webサイト訪問者」選択、リスト名(例:リマーケ)入力、「ルール」クリック、サイトのURL(ドメイン ****.com等)入力、「完了」クリック。
2)「保存」で終了。
*有効期間は任意で設定。ユーザーの商品購入検討期間を考える。高額商品はこの期間を長く、低価格商品は短くする。デフォルトは30日。
リマーケ対象の広告グループ設定
使用したいリストにチェック。ユーザーリストから「広告グループに追加」ボタンで広告グループを選択。「保存」リマーケ広告開始。
*前回作成したリマーケのリスト「リマーケ0717_2」のサイズ(アクティブユーザー)が280となった。100以上なのでネットワークディスプレー広告に使用できる。
既にコンバージョンした人のリスト作成
コンバージョンした人のリスト作成
1)「リマーケティングリスト」(赤いボタン)クリック、「Webサイト訪問者」選択、リスト名(例:コンバージョンした)入力、「ルール」クリック、サイトのURL(ドメイン ****.com/thanks.php等)入力、「完了」クリック。
2)「保存」で終了。
*有効期間は任意で設定。ユーザーの商品購入検討期間を考える。高額商品はこの期間を長く、低価格商品は短くする。デフォルトは30日。
サイトに来たユーザーからコンバージョンしたユーザを除く設定
*ありていに言えば、サイトに来たけどまだ購入やお問合せしてない人のリスト作成である。この設定でお問合せのあった、もしくは商品を購入したユーザーへはリマーケ広告が表示されなくなる。
1)「リマーケティングリスト」(赤いボタン)クリック、「Webサイト訪問者」選択、リスト名(例:コンバージョンしていない)入力、リストに追加するユーザー「組み合わせリスト」を選択。
組み合わせリストを使う
いずれかのユーザー(OR)にてユーザーリストを選択。先に作成した「リマーケ」を選択。
選択したユーザーリスト以外 にてユーザーリストを選択。先に作成した「コンバージョンした」を選択。
この組み合わせ「保存」をクリックすると、サイトに来てまだコンバージョンしていない人にリマーケ広告を出すことができる。
*最近アドワーズの設定が変更されて、「すべての訪問者」と「コンバージョンに至ったすべてのユーザー」が自動的にリストに表示されている場合もある。
その際は 組み合わせリストにて、「リマーケ」を「すべての訪問者」に置き換え「コンバージョンした」を「コンバージョンに至ったすべてのユーザー」に置き換えても良い。