GA4に計算指標が追加された。思ったよりも使えなさそうな印象を持ったが、気になる点もある。
使えなさそうな 理由:
・事前に設定された指標しか使えない
・カスタム指標が使えない
・計算のパターンに制限がある
*設定された指標を自由に組み合わせて計算することができない。
気になる点:
・サーチコンソールの指標も使える??
Google のオーガニック検索の平均掲載順位
Google のオーガニック検索のクリック数
Google のオーガニック検索のクリック率
Google のオーガニック検索の表示回数
*サーチコンソールとの連携が事前に必要
*表示されてるだけで、計算に使用することは不可(2023年10月現在)
カスタム定義
計算指標は、GA4管理画面、カスタム定義にある「カスタムディメンション」「カスタム指標」「計算指標」の中の1つにとして選択することができる。
計算指標を選択し「計算指標を作成」ボタンをクリックすると入力項目が表示される。
名前・API名・数式が必須入力項目となっている。
API 名は、API を介してクエリを実行する際に必要である。これはLookerStudio等で使用することを想定していると思われる。
API 名には、英数字とアンダースコアのみを使用可能。
数式の作成に使用できるのは事前定義された指標のリストに表示されている項目に限られている。 カスタム指標は反映されていない。
使用できる演算子は「+、-、*、/、()」等となる。
*100 や /100 のように数字を計算式に使用することはできない。
事前定義された指標 のリスト
アクティブ ユーザー数
1 日のアクティブ ユーザー
28 日間のアクティブ ユーザー数
7 日間のアクティブ ユーザー
広告ユニットの表示時間
カートに追加
コンバージョン単価
Google 広告のクリック単価
広告のクリック数
広告費用
広告の表示回数
ARPU
ARPPU
ユーザーあたりの平均購入収益額
平均セッション継続時間
購入による平均収益
直帰率
購入者のコンバージョン
チェックアウト
合計収益
コンバージョン
障害の影響を受けたユーザー数
障害が発生しなかったユーザーの割合
DAU/MAU
DAU/WAU
e コマース購入数
エンゲージのあったセッション数
エンゲージメント率
イベント数
ユーザーあたりのイベント数
イベントの値
セッションあたりのイベント数
初回購入者のコンバージョン数
初回購入者数
新規ユーザーあたりの初回購入者数
アイテムの割引額
アイテムの総収益
カートに追加されたアイテム数
決済されたアイテム数
リストでクリックされたアイテム数
プロモーションでクリックされたアイテム数
閲覧されたアイテム数
リストで閲覧されたアイテム数
プロモーションで閲覧されたアイテム数
アイテムの購入数
アイテムの払い戻し額
アイテムの収益
アイテムリストのクリック イベント数
アイテムリストのクリック率
アイテムリストのビューイベント数
プロモーションのクリック数
アイテム プロモーションのクリック率
プロモーションのビュー数
購入による収益
新規ユーザー数
Google のオーガニック検索の平均掲載順位
Google のオーガニック検索のクリック数
Google のオーガニック検索のクリック率
Google のオーガニック検索の表示回数
アイテムのビューイベント数
パブリッシャー広告クリック数
パブリッシャー広告インプレッション数
払い戻し金額
広告費用対効果
購入による総収益
表示回数
セッションあたりのページビュー数
ユーザーあたりのビュー
セッションのコンバージョン率
セッション
ユーザーあたりのセッション数
送料
税金額
広告収入合計
総購入者数
総ユーザー数
トランザクション
購入者あたりのトランザクション数
スクロールしたユーザー数
ユーザー コンバージョン率
ユーザー エンゲージメント
表示後カートに追加された商品の割合
表示後購入された商品の割合
WAU/MAU
このリストにある項目を 演算子 を使い計算させた結果を確認できる。
*設定された指標を自由に組み合わせて計算することができない。
例:セッションを選択した場合、ユーザー関連指標しか選べない。