ロシアや東欧、ブラジルなどから、滞在時間のほとんど無いセッションがやって来ることがある。それはリファラスパムと呼ばれる。アナリティクスにアクセス履歴を残し、解析者がそのアクセス元に行くのを待っているのである。
実際そのサイトを見てみると、英語でSEOいかがですか?と書いてあったりする。SEOの営業である。
リファラスパムのほとんどはロボットによるものであろう。セッションあたりのページ数は1に近く、直帰率も100%に近い。これをそのまま残すとサイト全体のデータも歪められてしまう。
対策としてはアナリティクスのフィルタを使う。「アナリティクス設定」から「ビュー」に行って「フィルタ」から「フィルタの追加」である。後は以下の図を参考にして欲しい。
フィルタ名は適当な名前でよい。「カスタム」、「除外」、「参照」、ファイルパターンに該当するスパムの「URL」を入力して、保存で終了である。