サイト内遷移におけるファネルについて

ファネル(漏斗)とは、ランディングページに広く集客した上で、商品ページ等を通して最終的にサンキューページ(コンバージョン)まで達する際に、見込み客が振るいにかけられる様を言う。

ファネル

アナリティクスではそれらのページをセグメントの「シーケンス」で設定すると、各ページのセッションを把握できるようになる。

ここでは

(1)ランディングページ(Top)

(2)ランディングページ(Top)から商品Aページ(syouhin_a)

(3)商品Aページ(syouhin_a)からお問合せフォーム(Contact)

(4)お問合せ(Contact)フォームからサンクスページ(Thanks)までの流れをセグメントで説明する。
各ページのセッションを把握しよう。

アナリティクスのセグメントでファネル内のセッションを確認

各セグメントの「セッション」を確認して、そのセッションを増やす施策を実行しよう。
セグメントのシーケンスを使う。シーケンスとは、「順序」の意味で、ここではファネルの上から順番に各ページへの遷移を設定している。セッションはセグメント右下に表示されている。ランディングページ(Top)のセッションは「22,382」である。
ランディングページでは「最初の通過地点」を設定し、「ステップを追加」で後続のページを設定する。
*各ステップの「含む」「完全一致」「正規表現に一致」等のフィルタ設定については、それぞれの環境によって異なるのでご注意ください。
例:広告流入のパラメータを考慮すべきか?(考慮するなら「含む」)他に同じファイル名が使われていないか?(いるなら、「完全一致」)、広告流入のパラメータを考慮し、かつ、他に同じファイル名が使われているなら、「正規表現」等。

(1)ランディングページ(Top)
ランディングページ

(2)ランディングページ(Top)から商品Aページ(syouhin_a)
ランディングページから商品Aページ

(3)商品Aページ(syouhin_a)からお問合せフォーム(Contact)
商品Aページからお問合せフォーム

(4)お問合せフォーム(Contact)からサンクスページ(Thanks)

ファネル上でFAQ(良くある質問と答え)、お客様の声ページ等の他のページ遷移も考慮する必要あるのでは?と考える方もいるが、「の次のステップは」と設定すると、次ページへの遷移において、それらのページも間に入る可能性を含んでいる。
これを「の直後のステップは」にするとその余地はないとなる。
次のステップ

FAQ(良くある質問と答え)、お客様の声ページ等、他のページがコンバージョンに深く関わっている際はそれらをファネルに加える必要があり得るが、ここでは、商品ページに着目していること、かつ、「の次のステップは」が設定されているので、他のページ遷移を包含していることを考えたファネル構成としている。
実際、ランディングページから回遊していないケースも含まれるが、「の直後のステップは」にすると回遊があまり無いケースがあり、便宜上そのように設定している。