それは突然来た。 Google広告と連携してない場合GA4の広告メニューが閲覧不可になってGoogle広告との連携を促すメッセージが表示されている 。今まではアトリビューションが確認できていた。

広告掲載を始めましょう

これと時を同じくしてGA4のコンバージョンがキーイベントへと呼び名が変わることがGoolgeから発表があった。
理由:Google広告とGA4のCVが混同される現状を改める。ルックバック(Google広告は広告がクリックされた時点まで遡ってCVを評価する)、アトリビューション(Google広告は各キャンペーン間のCV評価を案分する)等の違いで双方のCV評価が混乱しているのを改める。
今後は
CV:Google広告
キーイベント:GA4
となるが、GA4の広告メニューにおいては Google広告 のデータが表示されることから、CVは当該メニュにおいて表示される。
広告メニューの閲覧不可 と キーイベント の登場は連動していることが分かる。

アトリビューションとタッチポイント

ここでアトリビューションとタッチポイントに関わる説明。アトリビューションとはコンバージョン(キーイベント)に貢献した経路においてデータドリブン、ラストクリック等のメソッドで貢献度を求めるということ。
タッチポイントとはコンバージョンまでのユーザーと経路の接触を指す。例としてユーザーがコンバージョンまでに3つの経路を使ったら、タッチポイントは3となる。ここでは例として経路3として「早期タッチポイント」(第一経路)「中間タッチポイント」 (第二経路) 「後期タッチポイント」 (第三経路)を示す。
*図はデータドリブンで表示。

GA4の 「早期タッチポイント」、「中間タッチポイント」 、 「後期タッチポイント」 のそれぞれのリンク箇所をクリックした際の説明も追加する。

経路における最初の 25% のタッチポイントです。最も近い整数になるよう四捨五入されます。経路のタッチポイントが 1 つしかない場合、このセグメントは空になります。

経路における中間の 50% のタッチポイントです。経路のタッチポイントが 3 つ未満の場合、このセグメントは空になります。

経路における最後の 25% のタッチポイントです。最も近い整数になるよう四捨五入されます。経路を構成するタッチポイントが 1 つのみの場合、それがこのセグメントのタッチポイントになります。

ここでのデータドリブンだと、コンバージョン貢献度がそれぞれの経路に均等に与えられている。(33.33%)
なお、Googleの説明にある「 経路における最初の 25% 」、「 経路における中間の 50% 」、「 経路における最後の 25% 」は経路が4つの場合、という条件が付されていると推測。気にしなくてよい。